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大寒はエネルギーを蓄える季節
大寒は、エネルギーを蓄え、次の春に向けた準備をする大切な時期です。特に全身の冷えは循環機能を弱め、身体の根本である臓器の働きにも影響を及ぼします。その結果、エネルギーを生み出す力が落ち、冬バテを招きやすくなります。そのため、身体を内側と外側の両方から温め、春への営気を養いましょう。
小寒から立春の前日まで続く「寒」の時期に汲まれた水が「寒の水」とされます。腐りにくく、良質でなめらかと言われており、酒や味噌、醤油などの仕込みに使われてきました。そのため、この時期には発酵食品を中心に仕込みが多く行われており、この時期に行われた仕込みを「寒仕込み」と呼んで、美味しさの目安のひとつとして広く知られています。

旬の恵みで身体を温める
この季節の旬の食材には、里芋や蕗の薹(ふきのとう)があります。
里芋は東洋医学における「辛味」や「甘味」に分類され、気分を明るくして、身体のこりなどをほぐしてくれる作用があるとともに、身体を温め、滋養強壮に優れた食材です。体力をつけ、老化予防にもつながるとされています。
蕗の薹は雪解けの初めころに芽を出す早春を告げる山菜です。独特の香りとほろ苦さが特徴で、カロテンやビタミンB1、カリウムなどを含み、免疫力の向上やむくみ解消、高血圧予防、疲労回復などが期待されます。
大寒は冬の終わりの時期です。大寒を元気に乗り切るために旬の食材を多く食べ、春に向けて軽やかな一歩を踏み出しましょう。
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