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本格的な冬到来、体にも変化が現れる時期
大雪(たいせつ)は12月7日~12月21日の時期です。山間部や寒い地域では、本格的な大雪が降る頃合いでしょう。暖かい日はほとんどなくなり、冬本番になります。植物も動物も動きをひそめ、余計な体力を消耗しないようにじっとしています。そのため、少し物寂しく感じられるかもしれません。
特に、この時期は寒い冬を乗り切るため、身体もエネルギー消費を抑える冬眠に近い状態になるとも言われます。エネルギーは生命を維持するために大切な中心部の臓器へと向けられて、身体の末端には栄養があまり行き渡らなくなるためです。
腰を丸めて、身体の大事な部分であるお腹を温めるような姿勢をとりがちです。また、体中の血液を中心に集めるために四肢の血管が収縮することで手足が冷えたり、身体の末端の毛まで十分に血流が届かず、抜けやすくなったりと、身体にも色々な変化が現れます。そのため、一気に老け込んだように感じる時期かもしれません。

寒さに負けずに歳神様を迎える支度を忘れずに
そのような厳しい節気ですが、新年を迎えるための支度を始める正月の事始めは12月13日にあります。煤払い、餅つき、松迎えなど、1年の汚れを落とし、清めて新しい年の準備を始める日です。特に昔は、家の中で薪を焚いて料理をしたり暖を取っていたため、天井などに煤や埃がたまり、それを払い清めていました。これが今でいう大掃除となり、神様をお迎えする準備となります。
その後、門松、しめ縄飾り、鏡餅などの正月飾を準備します。門松はお正月に歳神様が地上に降りてきてお迎えするための目印です。鏡餅は歳神様へのお供えものとなります。昔は門松のそばに置いた歳神様に添える木である「年木(歳木)」を自分で山に取りに行くことが一般的であり、歳神様を迎える準備だけでなく、寒い時期の運動として身体を鍛えることもなります。
このように大雪の時期には、新年を迎えるための住まいの準備をするだけでなく、心と身体の準備をすることが大切です。
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