yojo / okyu

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小暑

Moxibustion for Seasonal Harmony and Life

良く生きよう。養生とお灸と。

きょうは、どんな一日だったでしょうか。
おぼえていますか、空のいろ、風のにおい。
あわただしく過ぎる日常のなかで、
ほんのひととき、忘れていた季節、
閉じていた感覚をとりもどすことで
今日という日をより良く、美しく、すこやかに。
YOJO/OKYUは、古来伝わる
「養生」と「お灸」を通して
いまの時代にこそ大切にしたい、
こころとからだを養うくらしをお届けします。

YOJO/OKYU
Sense

毎日の自分を支える養生

養生

養生とは、東洋医学における健康習慣であり、
わかりやすくいえば、季節に応じたくらし方をする、ということです。
「生命を養う」、すなわち「命を正しくまっとうする」ためには、
季節の変化にきちんと対応することが大切。
つまり、その時期ごとにふさわしい生活習慣や食習慣を
心がけることが何より大切だとされています。
それにはまず、身のまわりにある自然を観察すること。
季節の変化に気づき、時候にあうものをとり入れ、
心身ともに健やかで自分らしい生活をすることこそが、
養生そのものだと考えられています。

二十四節気

東洋医学において季節は、春夏秋冬の4つだけではありません。
1年間を24等分して、およそ15日ごとに区切る二十四節気を採用。
これは、季節の変化に大きく関わる、
太陽の動きをもとにしているとされています。
それぞれの時期を天候や動植物のようすであらわす二十四節気は、
農作業などを生活の中心としてきた日本人にとって、
自然のリズムを正しく把握するための大切な季節の目安。
急激に変化する天候によって季節感が薄れる今の時代にこそ
あらためて見つめなおしたい生活の知恵だといえます。

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今の節気のことを知る

6月中旬〜
7月初旬

7月初旬〜7月下旬

7月下旬〜
8月初旬

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小暑

7月初旬〜中旬は小暑(しょうしょ)です。
小暑は、梅雨が明けて本格的に夏が始まるとき。
だんだんと夏らしさを実感するようになってきます。
ちなみに、暑中見舞いの送りどきは
小暑から立秋まで。
梅雨明けを待つのが良いようです。
この時期は体の活動がピークを迎えるぶん、
疲れもいちだんと高まります。
体にだるさを感じるだけでなく、
心のやる気もおとろえがちに。
心身一如の言葉どおり、
東洋医学では、
体の疲れは心の疲れにつながるもの。
つい感情的になってしまう、
わけもなく不安や恐さを感じるなど、
ささいなことからうつ状態になることもあるので、
できるだけ心身を安らかに保ちましょう。

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24節気を心地よく生活するために、
一日の過ごし方や暮らしのアドバイスをご紹介。